ごあいさつ

「きらめきの里」の施設整備

施設整備

  • 平成28年6月に全室個室のユニット型の地域密着型特養とショートステイ、デイサービス、認知症対応型デイサービスを新規オープンしました。また、平成29年4月からグループホームと小規模多機能型居宅介護が第2期オープンしました。
  • これまで介護保険サービスがなかった地域に様々なサービス事業所を展開し、地域の皆さんがどのような状態になっても、住み慣れた地域で安心して過ごして頂けることを理念として施設を整備しました。
  • すでに利用者の半数近くが近隣地域の方になっており、家族や地域住民も日々気軽に立ち寄ってくださっている、本当に地域密着型の施設です。
私たちの介護事業に対する想い

 私たちは母体会社で、十数年にわたりデイサービス、グループホーム、居宅介護支援事業を行ってきました。そのなかで痛感したことは、単独事業所では、長円んに渡り心をこめてお世話してきた利用者の皆さんを支えるには限界があるということ。
 利用者の皆さんのほとんどは、年齢とともに状態が変化していきます。どれほど長年に渡りデイサービスで機能訓練を続けても、どれほどグループホームで認知症の方が笑顔で毎日を過ごされても、今までの私たちでは最後までお世話をすることが出来ない現実がありました。
 利用者のみなさんがどのような状態になっても、同じ思いの介護サービスを提供したい。サービスが途切れることなく、いつまでも安心して過ごして頂ける場所を作りたい、その思いが私たちの「きらめきの里」の原点です。

地域を支える力になりたい

 「きらめきの里」が整備される天童市北東地域は、各種法規制により特別養護老人ホームの整備が進まなかった地域であり、その他の介護サービス事業所の整備も進まず、地域の皆さんは長年に渡り不便な思いをされてきた地域です。
 また、今後、地域包括ケアシステムが進められるなかにおいて、地域社会に求められる機能はますます重要かつ多機能になってきます。その中において、介護サービスの希薄な地域で、ただサービスを提供するだけでなく、どのような形で地域の皆さんと一緒になり、地域を支える力の一つになれるか。 どうしたら地域の皆さんに「私たちはきらめきの里があるから安心だ。」と思っていただけるのか。
施設という建物から外に出て行き、皆さんと一緒に汗をかきながら地域を支えて行く未来。私たちが描いて行く地域のこれからと職員の未来。 それが「社会福祉法人みらい」の由来です。

やりがいを感じる職場作り

 「介護」という仕事の「大変さ」と「やりがい」について~ 「介護」という仕事は高齢者の皆さんの「命」と「生活」を守り支える仕事。
「体」と「頭」そして何より、「心」をつかう非常に大変な仕事です。
 しかし、反面「やりがい」を感じる仕事でもあります。いままで私たちの社会を作り上げてきた皆さんの人生を支える仕事。そんな皆さんの人生を支えながら「ありがとう」と感謝され、それが心の支えになるそんな仕事です。現在、介護の仕事につかれている方、これから介護の仕事についてみたいと考えている方も、そんな「大変な仕事」に取り組んでいる、また、取り組もうとしている。非常に素晴らしい志をもっていらっしゃる方だと思います。そのような皆さんが、やりがいを感じる職場作りを皆さんとしていきたいと思っています。